エネループとは、三洋電機が開発した、エネルギーのループ、つまり繰り返し使える
使い捨てない電池の名称です。
かわいらしいたまご型のエネループカイロは、2006年の12月に試験的に発売され
そのコンセプトと目新しさがウケて、追加生産が行われましたが、翌年2月までに
完売となりました。
2007年秋には本格的に販売され、これまた年内に完売。すっかり認知される製品に
なりました。
2008年には電池を本体に入れるスリムタイプが新発売されます(画像右)
そもそもたまご型とスリム型は形状以外に何が違うのかというと・・・
たまご型は充電池が内蔵されていてアダプターで充電するのに対し、スリム型は
単3電池2本を使用します。
実際の使用感として大きいのは、たまご型が発熱面が片面なのに対し、
スリム型は両面が暖かくなるという点です
この使用感の差はとても大きいので、もしどちらかで迷っているならば、
迷わずスリムタイプをオススメします
実際にスイッチを入れてみると、1分も経たないうちに熱くなってきます。
プチ感動の熱さです カタログ値では最高39℃まで達するようですが、
きっと手にした人の多くが想像以上に熱いと感じるでしょう。
(ちなみに、使い捨てカイロは平均50℃、ハッキンカイロは平均60℃で10時間超持続)
2種類とも段階的に温度調節ができ、それによって温度の持ちも違いますが、
スリム型では強モードで2時間強。かなり短く感じますが、電池を入れ替えさえすれば
熱さは持続するわけですから電池の余裕さえあれば、長時間稼働も可能です。
今まで、アダプターで毎回充電していたたまご型を考えると、キャンプではこの差は
とても大きいです。そして必要なければOFFにする。これも燃料を燃焼するタイプでは
できないことでした。
昨年のマイナーチェンジでUSBからの充電もできるようになりましたが、満充電には
なんと12時間もかかるため、残念ながらあまり意味をもたない機能向上と言わざるをえません。
新タイプの色のバリエーションは3色。女性でも使いやすい色づかいです。
値段からすると、やはり割高かもしれませんが、そこは車も事情は同じ。環境に投資しましょう
エネループはこの他にも、もっと大きな湯たんぽ型のものやネックウォーマーなど、
さまざまな商品開発も行っています。
余談ですが、エネループカイロの登場までは、この
zippoのハンディーウォーマーが
活躍していました。この時期になると在庫切れとなるロングセラー商品です。
お蔵入りかと言えばそうではなく、全体的な熱量ではこちらに軍配が上がります。
ですので、シーンで使い分けているといったところです。
小さいけれど、あると心強い携帯カイロ
キャンプだけに使うのではもったいないので、外出の時にも携帯してみては
いかがでしょう。(携帯電話のカイロ機能はまず開発されないでしょうから笑)
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