冬キャンは携帯カイロ持参で

ezo

2010年12月08日 12:06

冬キャンに限らず、肌寒い時はズボンのポケットにカイロが

入っているだけで温かく感じるものです。

シュラフの中に湯たんぽを入れるのは、よく聞く防寒術ですが

今回は、携帯カイロの話題です

ランタンのLED化を以前紹介しましたが、カイロも使い捨てでなく

電池によって発熱し、繰り返し使える充電池のエネループ製品

数年前より発売されているのはご存知の方も多いはずです。




エネループとは、三洋電機が開発した、エネルギーのループ、つまり繰り返し使える

使い捨てない電池の名称です。



かわいらしいたまご型のエネループカイロは、2006年の12月に試験的に発売され

そのコンセプトと目新しさがウケて、追加生産が行われましたが、翌年2月までに

完売となりました。

2007年秋には本格的に販売され、これまた年内に完売。すっかり認知される製品に

なりました。


2008年には電池を本体に入れるスリムタイプが新発売されます(画像右)



そもそもたまご型とスリム型は形状以外に何が違うのかというと・・・

たまご型は充電池が内蔵されていてアダプターで充電するのに対し、スリム型は

単3電池2本を使用します。



実際の使用感として大きいのは、たまご型が発熱面が片面なのに対し、

スリム型は両面が暖かくなるという点です



この使用感の差はとても大きいので、もしどちらかで迷っているならば、

迷わずスリムタイプをオススメします


実際にスイッチを入れてみると、1分も経たないうちに熱くなってきます。

プチ感動の熱さです カタログ値では最高39℃まで達するようですが、

きっと手にした人の多くが想像以上に熱いと感じるでしょう。

(ちなみに、使い捨てカイロは平均50℃、ハッキンカイロは平均60℃で10時間超持続)


2種類とも段階的に温度調節ができ、それによって温度の持ちも違いますが、

スリム型では強モードで2時間強。かなり短く感じますが、電池を入れ替えさえすれば

熱さは持続するわけですから電池の余裕さえあれば、長時間稼働も可能です。



今まで、アダプターで毎回充電していたたまご型を考えると、キャンプではこの差は

とても大きいです。そして必要なければOFFにする。これも燃料を燃焼するタイプでは

できないことでした。

昨年のマイナーチェンジでUSBからの充電もできるようになりましたが、満充電には

なんと12時間もかかるため、残念ながらあまり意味をもたない機能向上と言わざるをえません。



新タイプの色のバリエーションは3色。女性でも使いやすい色づかいです。



値段からすると、やはり割高かもしれませんが、そこは車も事情は同じ。環境に投資しましょう

エネループはこの他にも、もっと大きな湯たんぽ型のものやネックウォーマーなど、

さまざまな商品開発も行っています。



  
余談ですが、エネループカイロの登場までは、このzippoのハンディーウォーマー

活躍していました。この時期になると在庫切れとなるロングセラー商品です。



お蔵入りかと言えばそうではなく、全体的な熱量ではこちらに軍配が上がります。



ですので、シーンで使い分けているといったところです。


小さいけれど、あると心強い携帯カイロ

キャンプだけに使うのではもったいないので、外出の時にも携帯してみては

いかがでしょう。(携帯電話のカイロ機能はまず開発されないでしょうから笑)


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