舟の沼はやっぱり深い!?

ezo

2012年08月16日 17:35

前回の更新からすっかり間があいたら、そのうちに
北海道は、そろそろ夏が終わりそうな季節になってきました

お盆休みは遠征される方も多かったようで、あちこちで
現地モブログがあがっていて、これからアップされるレポが
楽しみです。

自分はと言うと、夏休みの遠征プランや新企画も温めていた
のですが、暦の要所で予定が入り、工作もままならず、物足りない
夏休みになりました(かと言って、張り綱がだらけの
激混みキャンプ場はご免ですよねぇ)

しかし、出かけなくとも、モノだけはなぜか増える ヾ(-д-;)

とりたてて野営ネタがないのが悲しいですが…
「また1艇増えました」 という舟物欲打ち止めネタを(苦笑)

2011年に購入したバナナなダッキー(膨らませるダウンリバー専用艇)は、
川下りに大活躍ちう しかし、湖ではまったく活躍できず 
川&湖共用で活躍するはずだったのに大誤算でした

 

ダッキーで湖に浮んでみた感想は、静水にはやっぱり不向き
なんたって漕いでも漕いでもなかなかまっすぐに進みませんもの

 
別売のラダー(↑舟の後ろにつけるかじ)もつけてもみましたが、
艇のポテンシャルが低すぎで、湖一周なんて考える気にはなりません。
(洞爺湖では中島が本州のように遠く感じられました)

船底が平らな太いお腹で、スイスイ走れと言われてもそれは
無理なお話でした。(それって陸上の自分かい)

やはり、湖上散策には直進性とスピード感のある別艇が必要
という結論で異議なし(賛成が一人だけですけど)

そんな話題をすでに舟の沼にハマっているお仲間と雑談していたら、
「フェザー(クラフト艇)イッたら~」なんて冷やかされましたが、
車が買えそうなお値段の舶来艇でなんてヒヤヒヤの川下りは
できませんって( ̄Д ̄;苦笑)
でも湖で浮かべるだけでなく、川下り野営もしたいし、その先は
海遠征までしようか・・・なんて妄想だけは膨らんでます

結論が出たら、さっそく艇選びを考えることに・・・
マンション住まいで、フォールディング(折り畳み)カヤックに
限定される身の上なので、メーカー選びは最初からかなり
狭まります。
Fカヤックを販売しているメーカーとしては、国産ではアルフェック
フジタカヌーがメジャーですが、舟仲間の皆さんは完全にアルフェック派。
アルフェックはモンベルブランドで直営店がいくつもありますが、
フジタカヌーは道内での取り扱い店が少ないことが少数派の要因かも。

他の国産では、まだマイナーですがバタフライカヤックスが魅力的。
組み立て約7分って、フォールディングシステムがよく考えられてるなぁ
ビルダー手作りなので納期は2か月間は覚悟らしい。
乗りたくなったら我慢できない性分なので、2か月は1年にも感じる長さ。
待つ自信がありません



モンベルが納得できる対応ばかりだとは思いませんが、困ったら周りの
ユーザーに直接聞けるというのが心強い。
メンテナンスとアフターを考えて、ここはアルフェックに決定です!

メーカーが決まれば、次は1人艇か2人艇のどちらにするかということに。
テントは大は小を兼ねる的発想で使ってますが、舟はそう言うわけには
いきません。ソロ漕ぎがほとんどの今、タンデム艇の1人乗りは、構造上
スポイルされる部分が多いし、収納性や操作性を考えると、ソロ艇の方が
使い勝手がいいに決まっています。
誰か乗せるかもなんて仮定の話で2人艇を買って普段の漕ぎが
つまらなくなるより、ここは割り切ってソロ艇に決めてしまおうと

そう決心したら、あとはオールラウンダーなボイジャーにするか海も
こなせるエルズミアにするかという二者択一になってきます。



↑画像では2艇が同じ長さに見えますが、エルズミアの方が長く
細身で高速艇。(数字は全長を示しています:cm)
エルズミアの方が乗っていて楽しいと思うのですが、海向きの性能が
湖や川で十分に発揮しきれるのかと躊躇してしまうし、もし将来的に
シーカヤックまで考えるようになったら、エルズミアより欲しい艇が
でてくる可能性大。
ある意味、水上では、性能に技量が追いつかないと命にかかわる
操作ミスになりかねないので、自分の用途と技量を考えたら、
操作性がマイルドで安定感のあるボイジャーのほうが
適しているでしょう

とここまで文章が長くなりましたが、実質1日も考えずに艇は
あっさりとソロ艇である ボイジャー415 に決定

そうと決まればショップに行って情報収集。
アルフェックシリーズは2010年にマイナーチェンジしていて、
カタログ上では値段が下がって品質が向上している?
メーカーは企業努力で言っているそうですが、品質を下げたから
コストが下がったと考えるのが通常。
ボトム色も黒色からグレーに変わってこれも賛否両論。

やはりコストダウン前の艇の方がいいなぁと考えていたら、
タイミング良く415オーナーでタンデム艇に乗り換える方がおり、
09年製サインライズレッド/ブラックボトムのボイジャー415が
このたびMY艇になることに
( ↓ まだ漕ぎだす時間がないのでイメージ画像で;^_^A)



ついでにパドルも新調。パドルの使い方が悪いのか、最近は
漕いだ後に手首が痛い。川下りに慣れるまでとアンフェザー
(フェザー角度が無くブレードが左右対称形)にしたのですが、
逆に漕いでいる最中に頭と体が混乱してしまってます。
しばらく自分にあった角度をきちんと探してみようと思い、
ブレード角が細かく調整できるワーナー(罠?)にしてみました。


最近、舟記事ばかりになっている当ブログですが、他人様に
突っ込まれるまでもなく、半年で3艇購入なんて、舟の沼に片足を
突っ込んでますよね
でも一家で4艇持ちとかいう、沼に身を投じている皆さんに
比べれば、まだかわいいものです。今後は自重!自重!
100DSも処分して1役1艇にしなくちゃ狭い道具部屋は
舟用具で足の踏み場もありません。
今後はな~んにも買いませんよぉ


【舟の沼に...はまらないための教訓】

やりたいことをはっきりさせてから購入しましょう!
                           

目的をしぼらないと1艇のつもりが2、3艇と増えてしまいますよ。
オールマイティとは、聞こえはいいがどれも中途半端になりますよ。
お手頃なカヌーからと思っても、いずれ物足りなくなりますよ。
タンデム艇を買っても、いずれ別々に漕ぎたくなりますよ。
 

同じ水遊びでも、フィールドが違えば楽しみ方は別物です。
舟遊びを始めようかと考えている方は無駄な買い物に
ならないようにじっくり購入計画を楽しめたらいいですね!

今回は無計画な買い物の自戒記事でしたが、でも、せっかく
北海道という自然に恵まれた地に住んでいるのだから、
多少の散財を嘆くよりアクティビティをたくさん楽しまないと
もったいない と自分に言い聞かせる

なんといってもワタクシ・・・
人生、折り返し地点を過ぎたので
焦って遊ばないといけませんので ヽ(~д~*)ヽ…(悲)
                                 
        

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