9月なのに激混み~懲りずにモラップキャンプ場

ezo

2016年09月07日 17:21


北海道の台風被害が深刻です

金山湖のある南富良野町は浸水の被害が甚大で
川下りをしているシーソラプチ川及びその他の支流が
清流を取り戻すのにどのくらいの月日を要するのか
想像すらできません

そんな状況の中でのんびりとキャンプをしていてよいのか
と思ってしまう最近なのですが、週末は9月とは思えない陽気で
最後の夏を楽しむように野外に出かけた方も多かったようです

さて9月になり…
北海道では夏だけキャンパーの皆さんの活動も終了して
キャンプ場も静かになり始める頃なので
6月に宴会キャンパーの洗礼を受けた支笏湖も
そろそろすいたかな?と甘く考えていたら
混み方は前回以上のもの凄い状況でした




本当は美笛から漕ぎ出したかったんですが
台風の影響で8月31日より閉鎖中だったのです
(9月4日7時より営業再開しました)

自分のような美笛難民になったキャンパーと
「暑いからまだ行こうキャンパー」がモラップに
集中した感じで完全に収容能力を超える人が
押し寄せてきたようなすごいことになってました

午前中には到着しましたが、あと1時間遅かったら
「どこに張ればいいの?状態」になるところでした

(前回同様スマホの粗い画像です)




混雑を避けるようにすぐにカヤックの準備をして
午後からは湖上の避難民となる

温泉街まで漕ぎ着くと中華系の皆さんから熱烈な歓迎
人が乗った小舟が湖に現れたのが珍しかったのか
フラッシュの洗礼を浴びます
上陸して休憩するつもりでしたがすぐに引き返してきました




キャンプ場に戻り、また人混みの中に・・・
夕方を過ぎて到着するファミリーもいましたが
荷物運びに使うリアカーを進めようにもロープが張り巡らされて
通る幅を見つけるのも、ひと苦労するような気の毒な様子でした

前回は宴会キャンパーに囲まれましたが今回はファミリー包囲網
幼児の泣き声は仕方ないことですが1畳ほどのスペースで
花火が始まりテントのすぐそばを花火を持った子どもが走り回ります
足元の暗い中でロープで転倒しないかとか、テントに火が・・・
なんてことにならないかとかヒヤヒヤものでした

花火が終わってホッとしていると今度は向かいの
カップルキャンパーが焚き火をし始める
薪をこれでもかというくらい積み上げ
焚き火というよりファイヤー状態に

風向きが変わると風下の自分の所にまで
火の粉が飛んできてタープに落ちないか
焚き火の火をマジマジと凝視していました

せっかく来たんだから…とか今年最後だから…
というのもわかるのですが、テントが立て込んでいる
状況では楽しみ方を考えてほしいなぁ…
あぁ、なんだか愚痴ブログになってしまった

夜は夜で学生グループのボルテージが上がり
遠くでエゾシカか?と思うような奇声も上がる
オールナイトで恋バナが続いていたようです
(早朝に洗面所で疲れた顔で化粧を直していた女子情報)

前回に懲りて耳栓&アイマスクを装着したおかげで
3時間程度は寝ることができましたが
午前3時頃から降り始めた雨音で起こされる

天気予報では雨マークなどなかったのに
そのまま寝ることができず、どんよりとした湖上に早朝散歩へ

結局、2日目は霧雨が降ったり止んだりでビニール袋撤収


今回はいろいろな意味で繁忙期キャンプの経験値を
上げることができました

支笏湖の台風被害が気になって訪れた今回でしたが
支笏湖ブルーが健在だったのがせめてもの救いだったなぁ



北海道に残暑と台風は…もういりません
早く涼しく穏やかな秋が訪れてほしいものです



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