一言でハンモックといっても多種多様で、実際に選ぶとなると、なかなか大変でした。
そんな中でこの製品を選んだのは、BYER製品という安心感と、きれいなカラーリングが
気に入ったこと。
購入後、間もなく手にしたスノーピークの2010カタログ(P18)を見ていたら、買ったものと
全く同じ「レインボー」カラーのハンモックが掲載されていたのにはちょっとビックリした
のを覚えています 下画像はカラーバリエーションの一部。
さて、このバルバトスシリーズは二人が乗っても大丈夫なくらいの大きさがあり、
ゆったりと寝ることができます。
これまでハンモックというものは、頭と足を木に向けてババナの実状態で寝るのかと
思っていましたが、実際にハンモックで寝ているブラジル人などのスタンダードは、
ハンモックに対して90度ないし、斜めに寝るのが正解なんだそうです。
前置きが長くなりましたが、本題の「ハンモックスタンド」について。。。
上の画像が、ハンモックスタンドを使用しているものなのですが、実際にフィールドに
出ると、都合よく木が適度な間隔で2本立っているわけではありません。そうなると、
人工的な立ち木であるスタンドが必要となり、木のない場所ではスタンドが2セットいります。
既製のスタンドは結構なお値段で、いつもの貧乏性でDIYしてみることに・・・
まず、浮かんだのは、①アルミポールを使用する案
問題になるのは、ポールが重なる三角形の上頂点の部分の金具をどうするかということ。
メーカー品がないので、ハンドメイドやオーダーで入手すると、スタンドを購入するのと
変わらない値段になるので今回は断念
つぎに考えたのは、②ヤザキの
イレクターパイプで作る案
90mmのパイプを2本つなぎ、頂点の金具は90度の開きのものを利用。
設営してみると、かなりの開きからハンモックの位置がかなり下がりました。
実際にSPWで初設営したのが下の画像ですが、人が乗るとさらに開き、
かなり体が沈み込んで地面に着いてしまいました。
やはり90度の開きではセッティングが難しく、またボツとなりました
第3案では基本に戻り、本家どおりに木材でつくることに。
画像にあった既製スタンドは、収納性を考えて2本の木を金具を継いで長さを確保して
いますが、そうなるとアルミ角材など余計な出費がかかるので今回は収納性は考えないで
1本モノで製作することに。
角材は~ 安い2×4材180mm(¥298)を2本購入。
150mmに長さを落としてさらに縦に半分にカット。
半分にする作業はさすがに機械でお願いしました。
2本をつなげる金具は~ 丸カンボルト、アイナット 各12mm2個ずつ
(値段は忘れましたが…細い材なら10mmでも可)
それ以外は余品のカラビナとロープとペグを利用します。
カラビナはかなり径の大きなものが必要です。
作業としては、ボルトを通す孔をあけて、地面に接する端をズレ防止のために斜めにカット。
もう一端は見栄えで丸みをつけます。
これで作業は簡単に終了
ガイドロープは二又で。
モノロープだとゆるい芝なら、すぐにめくれてしまい落下事故に
接地部は*ソリステ30 2本で固定しました。
実際にセッティングすると、画像のようにかなりのテンションでハンモックを引っ張らないと
地面に体が着いてしまいます。
高さに余裕をもってセットするには150mmよりも長い木材がいいかもしれません。(切って後悔)
今後、試行錯誤して木部の開き具合などセッティング方法を検討してみたいと思ってます。
自分の不精おかげで完成までの道のりに1年以上かかりましたが、
風に揺られながら太陽の光を浴びてうたた寝する昼下がりは最高です
あなたにおススメの記事