冬装備~ホグの半パン

ezo

2010年11月22日 06:49

冬キャンに欠かせないのが衣食住の「衣」のヌク着。

厳冬期とも言えない今頃は、アウターよりミッドレイヤー製品に

目がいってしまいます。

最近のお買い上げは、このホグロフスのニーパンツ。



ますますホグ率ちう。
しかし最近よく見かけます。ホグホグしたヒト。

特に山ガールと言われたいオサレ風若い女子の着用率が高い

その昔はノースを着てる人に「アウトドアにご関心おありですか?」という言葉が

会話のきっかけになってましたが、今では中学生でも着ているご時世。

すっかり「万人向けブランド」になりましたが、最近のホグにも

その傾向が感じられるのは自分だけでしょうか。


LIMシリーズがコアな山屋さんに浸透し、やがておばさま方に絶大な支持を得て

今ではすっかり山ブームに乗ったホグロフス

初めて製品を目にした時は「HAGLOFS」???読み方さえわかりませんでした。

以前はヨーロッパブランド、特に北欧などには全く目が向いていなかったですが

ホグの登場によってその認知度が高まったと言って過言ではないでしょう。

調べてみると、その歴史は古く、1914年にヴィクトル・ホグロフが、パラシュートの

素材を用いて自転車用のバックパックを作り、それを森で働く人々に売り始めたのが

HAGLOFS(ホグロフス)の誕生話だそうです。

スウェーデン国内ではシェアがなんと7割以上というから驚きです



前まではLIM「 LESS IS MORE 」の通り、一切の無駄を削ぎ落としたシリーズで

脚光を浴び、ホグ=機能美という印象でしたが、カラーの止水ZIPを使ったり

細かい所までデザインにこだわったりと、女性の嗜好をとらえた製品で

女子のハートをわしづかみにした感があります。



今回のパンツのフロントファスナーはこんな感じ↓



無骨、地味といったアウトドアウエア業界にあって、機能性+デザイン性を

加味した新鮮な印象をあたえたのがホグでした。

最近では、なぜか所ジョージが愛用したり、トレンドな女優が着用することで

アウトドアに関心がなかった皆さんにも知られるようになりました。

5万円もするアウタージャケットをキャンプや山登りをしたことがない人が

着ている現象、例えば、ヒマラヤ・アルプスと新宿・渋谷で同じモデルが

着られているのは金満な日本独特な話かもしれません。(オジサンのひがみ



前置きが長くなりました

この半パンツは正式名称は 『BARRIER KNEE PANT 』

THERMOLITE MICRO素材で、軽量性、保温性がウリ。

ダウンと違ってラフな扱いも平気ですし、簡単に洗濯もできます。

 

はいていると、じんわり温かくなる感じです

アウター使いでもいいし、インナーにしても可。サイズはSでOKでした

ちなみにウエストは8575cmです強調(笑)

ただ半パンツと書きましたが、正しくはひざ丈です。

ブーツと重ならずひざをホールドする長さですね。

モデル着用して撮影したかったのですが、なにぶん脚丈が若干足らない

ものですから、今回は差し控えさせていただきました(苦笑)

お値段も手頃ですし、なにしろ普段着として着回しができるのがいい。

今も寒いので、パジャマの上からはいてます←普段着


着用した感じを見たい方は、11月20日の記事でこんなサイトでも

紹介されてましたので参考までに。



今までサーモライトの半パンってあるようでなかったんで、いいところに

ホグが製品化してくれました。このへんもホグ支持派拡大の要因かと。


しかし、今年の7月、そのホグが何と日本のアシックス社に全株買収された

というニュースには驚かされました。

これまでの総輸入元であるフルマークスの記事によると

これまで通りの販売と品質を継続するとのコトだが、日本の畑違いの

スポーツメーカーが親会社になるということは、必ず変化はでてくるに

違いありません。

アウトレットコーナーにホグの製品が大量に出回るような光景は寂しい

ものがあります。


最後になりますが、ホグも販路を拡大しすぎて、ノースフェイス化して

ほしくないし、機能性へのこだわりはこれからも一貫してほしいと願って

います。その点ではアークテリクスも同様なのですが…


これからの季節、注目のヌク着にはアンテナを高くしておかないと

いけませんね




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