2010年11月24日 12:03
今回は、冬季&ソロを想定した火器ネタで
調理用ストーブは燃料によってカテゴリーがいくつにも分かれますが
その中でもマイナーな部類に入るアルコールストーブ。
実は誰もが、かつて小学生だった頃、理科の実験で必ず触っている
アルコールランプが人生初めての1stストーブではないでしょうか。
初心に帰って(?) このシンプルかつファーストライトな燃焼具を
見直してみましょう!と言うのが今回のトピです。
ソロキャンなんて・・・とお考えのお父さんも初期投資が安い燃焼具
なので、遊び道具として追記をお読みいただければと思います。
まず、今回の提案その①として、なぜアルコールなのか?
①道具が小さく軽い
②寒さに弱くない
③燃焼音が静か
④環境にやさしい
⑤自作できる
⑥燃料調達が容易
などなど利点が多いのです
①は、サイズと重量ではダントツで最小・最軽量でしょう。
②は、消極的な肯定ですが、いわゆる缶モノの多くは低温ではガスが気化しにくくなり、
燃焼効率が悪くなるものが大半です。
夏場に重宝したカセット缶などは(ユニのプレミアム缶などは例外として)冬場は
もって行きたくない燃焼具の筆頭です。
③これは長所でもあり、短所でもあるのですが、昼間は炎が見えないため、
子供には危険なものになります。
早朝の湯沸しにはドラゴンフライよりは適していますね
④廃棄物を出さない点で液体燃料全般に言えることです。
⑤アルミ缶さえあれば気軽に作ることができます。しかし奥が深く自作沼に
はまる方もいます。そして作れるということは、構造が簡単
壊れないし、メンテナンスフリーです。
⑥燃料としての安全性が高いと同時に、ドラックストアなどで燃料用アルコールとして
販売されているので、カセット缶同様の手軽さがあり、ホワイトガソリンと比べると、
格段に単価が安いです。
以上良いこと尽くめのアルコールストーブですが、デメリットがあるからマイナーでも
あるわけです。それは・・・
①火力が弱い。
②風に弱い。
この2つが問題となるわけですが、②については風防という風よけさえあれば
クリアできますので、①が支持派永遠の課題です。
ここまでで、アルコールストーブにちょっと興味がわいた方には、
その②で自前のアイテム紹介と燃焼実験の結果をレポしますので、
次回お読みくださいませ。
【その②】へ続く