冬キャンはアルコールストーブで その②

ezo

2010年11月29日 22:41

札幌は朝に窓を開けると、一面雪景色でした 今年初めての積雪です

キャンプ場でなくてよかったボソッ 昨日じゃなくてよかったホッ

日曜日の冷や汗の一夜で、今日は回復日。ぼ~っとして仕事をしてました

『遊びでエネルギーを使い、仕事をしながら回復する 』 
キャンプの極意です

今回のキャンプでは小物をいろいろ弄って遊びました。

アルコールストーブネタの続編です。

エバニューのチタンアルコールストーブ EBY255



構造がシンプルなだけに画期的な新製品がなかなか発売されない

アルコールストーブですが、今年は早々におもしろい製品がリリースされました。


ステンの既製品があったこのシリーズですが、それをチタンに代えて

スタンドをセットして販売したこの意欲作?をまずは取り上げなければ。

 

そもそもチタン製品は、軽量で剛性は高いのですが、ストーブには

不向きな熱伝導性の悪さがあります。それに高価ですしね。

実際、まず、トランギアの重さを想像して手にしてみると、

その軽さにニタッ

ストーブとセットで約90gほど。トランギア単体の110gをはるかに上回る軽量です。

【カタログDATA】
サイズ:上部スタンド / 径8 . 2×高さ6cm、下部スタンド / 径8×高さ5cm
アルコールストーブ / 径7 . 1×高さ4 . 2cm 質量:86g



まずは単体で燃焼すると、本燃焼に入るまで30秒足らずと早いです。

構造は一般的な副室加圧式なのですが、

①上下2重のジェット孔があること

②副室にガラス繊維の芯が入っていること

により熱効率を高め、単体でも火力はトランギアに比べて高そうな印象です。


次にスタンドなどの付属品を加えての燃焼。

まず、パワープレートなる反射板。

アルコールストーブ使用時はストーブの上に置くことにより炎で加熱され熱を反射することで

アルコール気化を促進させる仕組みになっていて、不完全燃焼を最小限にするようです。



冬は外気温が低いので、本燃焼になるまでが問題ですが、間もなくパワープレートは赤々となり

力強い炎があがっています。これは予想以上に効いてますねえ



1合の米をメスティンで炊きましたが、強火でうまく炊き上がりました 



チタンの焼き色が二輪のマフラーと同じで萌え~です



余談ですが、「ストーブスタンドは、アルコールストーブ以外も固形燃料や小枝など様々な

燃料に対応」と注釈があります。要するに固形燃料の使用時の台としたり、小枝などを

燃やす時はパワープレートを下部に設置してくださいってことです。



ちなみにストームクッカーSにも問題なくインストールできます(下画像左)

逆にこのスタンドにはトランギアは少し大きいので、うまくははまりません(下画像右)




次回からはストームクッカーにこの4点セットが定番になりそうです。

ただ難点は、トランギアと違い、アルコールを中に入れての持ち運びができません。

また蓋を使っての火力調整装置がないところ。

しかし、トランギアの蓋の流用が可能です。


一度注いだら使い切れということですね。内径には30mlと60mlの刻みがついてます。

結論~ いいですね。これ!

オヤジの遊び心をくすぐるギミック満載のアイテムです  

チタン4点モノなので、この手のストーブにしては少々値が張りますが
 
使うほどに色の味がでて使い込みたくなる一品です

あっ

アルコールストーブ自体はせっかちな方には基本的に向きませんので

その点はご了承ください(笑)



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