北海道の夏を楽しむCAMP~vol.3 然別湖
「北海道の夏を楽しむCAMP」 第3弾
きっとシリーズ最終回です
今回はお盆休みを利用して道東遠征
道東って行きたいところはたくさんあるんですが、前回の
リベンジをしたくて、然別湖北岸野営場へ
雨の心配のない今回は荷物を少なくしてシーカヤックに
折り畳みのBD-1も積んで水陸両方を楽しもうという欲張りな
計画を考えながら、いざ鹿追町へ
いつもの通りに高速で移動...出口の十勝の料金所で
料金表示を見たら 3740円!思わず2度見しちゃいました
そうだ平日でした(泣)遠乗りするとETC割引って大きいですね。
7月に変更になった5割引→3割引もかなり痛いですけど
曇りで十勝平野が全く見えない見晴台を通り過ぎ
来週から6年ぶりにやっと開業する菅野温泉を泣く泣く通り過ぎて
キャンプ場に到着すると...ん?駐車スペースがない
かつて見たことのないほどの激混みぶりに唖然
北海道で最高標高にある然別湖は夏でも涼しく
野趣深い場所なのでお盆休みの混雑は無縁の地と思って
いたのに甘かったあ
すっかりテンションでも、とりあえず設営場所だけは
確保しようと思ったら知った顔が目に入りました。
リアルおかもちを持ったnishiさんでした。
場内にはお初のsuikaさんご夫妻のグループに
お久しぶりのravi&葉さんも。
夜にはdoo&yukariさんも合流して、完ソロのつもりが
にぎやかな野営となりました。
たっぷり呑んでも翌朝にはきっちり目が覚めるものです
静かに乗り出しの準備をして向かうは温泉街。
前回、無謀にもダッキー2人乗りで温泉街を目指すも
途中で疲れて弁天島(中間点)で引き返してしまったので
リベンジの今回は気合を入れて朝の静かな湖面に艇を走らせます。
休まずに漕ぐと25分で到着
(鹿追町商工会HPより)
小さな湾が連続する然別湖は到着してみると
想像より小さく感じました。
日中は観光客で盛況のホテル風水の足湯ですが
朝6時ならさすがに貸切です。
ゆっくり浸かろうと思ったらってビックリするほど熱い
夜間に誰も入らないと源泉の温度が保たれるのでしょうか?
入足時間わずか30秒でモーニングクルーズの遊覧船を
追いかけるように戻りました。
キャンプ場に戻りまったりしていると、あちこちで撤収が
始まり、昼を過ぎるといつもの心地よい密度の北岸に戻りました。
あら?混んだのは初日だけ?
今回の装備は*アメドSにタープは張らずに居候状態。
日中は、皆さん夏季限定営業の山田温泉に行ったり
自分は糠平温泉まで出かけてみました。
始めは18kmの距離なので自転車でと思いましたが
とんでもない峠道でクルマで行って正解でした
露天風呂でまったり、夜は美味しいお酒と料理にうっとり
酒宴の勢いで翌朝は「東雲湖(しののめこ)でナッキー見学ツアー」が
決定!翌朝は皆さん起床できるんでしょうか(笑)
翌朝も絶好のコンディション
ちゃんと皆さん起きてきました。
半分勢いで言ってしまった面々も大勢のギャラリーに見送られて出航
nishiさん、様になってます ( が…この後に悲劇が)
30分ほど漕いで上陸ポイントに到着。
熊が出るからねぇ~という脅しもリアルな道を歩くと
ナキウサギの生息地である岩場に差し掛かります。
残念ながら遠くで鳴き声は聞こえますがシャッターチャンスなし。
漕いで歩いて漕いで。。。楽しいミニツアーでした
帰路は朝が嘘のように風&波がでてきました。
1日目であれば「パス!」というような状況でしたが
漕いでなんぼのスキルアップなのでよい経験でした。
固有種ミヤベイワナが棲む然別湖にある北岸は、
夜はトイレも電気なし、携帯役立たず、水は煮沸が必要等々
不便だらけでオートに慣れたキャンパーには、魅力のつかみづらい
キャンプ場に違いありません。
しかし、そうした不便をしてこそ感じられる星空の素晴らしさ
生物の生きる営みや季節の移ろい・・・
湖上に出ると、それらをいっそう五感で感じることができるのです。
次回はもっとゆっくり漕ぎ進めよう。
来月にはもう秋深くなる北岸で、つかの間の夏を楽しめた3日間は
「夏を楽しむCAMP」の締めくくりには最高の野営でした。
(半ズボンしか持っていかなかったのは大失敗でしたけど)
ご一緒いただいた皆さんには食を中心に
厚いサポートをいただきありがとうございました。
次回は「支笏湖ブルーを堪能するツアー」でお会いしましょう。
さて、今週末は年に1度の清流シーソラアタック。
前回の沈のリベンジになるダウンリバーにしたいものです。
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