秀岳荘カヌーキャンプ ファイナル
第30回 秀岳荘カヌーキャンプ ファイナルに参加してきました
まだ「カヌーって何?」という時代に数家族の参加で始まった
このイベントは、ファイナルを迎えた今年、30年という歴史に
幕をおろすこととなりました
長きに渡って北海道のカヌー文化発展の礎を築いてきた
創業60周年の道内一のアウトドア専門店秀岳荘が
主催してきたキャンプイベントは最後も大盛会でした
先週のSPWに続いて今回も職場から直行の金張り
トランクはカヌー道具が満載なので
テントは長いタープが張り出せるユーティリティーソロテント
小川のシャンティ
湖面には丸い月明かりが映る静かな夜でした
翌朝は一瞬雨が降りましたが、日が高くなるにつれて雲が晴れてきました
洞爺湖の特設曙公園を貸し切って行われるイベントは
ファイナルということもあって受付開始2日で100家庭の定員が
締め切られるほどの人気ぶりです
参加者の到着も早く、8時過ぎにはカヌーを積んだ車が
次々と来場してきました
10時頃にはこのような状態になり・・・
正午には会場付近は設営するスペースが全くなし
毎年の状況ですがものすごい密度です
とてもこの中に張れないのであえて会場から離れて設営しました
お昼前にはメイン会場の準備もほぼ整いました
会場では様々な催しが企画されています
豪快な鹿肉の丸焼きが振る舞われます
秀岳荘のイベントがファミリーキャンパーに人気があるのは
子ども向けのプログラムが充実していることがあります
クライミングウォールにチャレンジするキッズ
カヌーで使うレスキュ―ロープを使っての的当て
景品がかかって俄然燃えるのは大人も子どもも同じ
ツリークライミングはここでないとなかなかできない体験です
その他にも餅つき大会、流しそうめん、花火大会など盛りだくさん
大人も楽しめるのはカヌー試乗会
いろいろなタイプのカヌーを楽しめてこれから購入しようという方には
一度に乗り比べできる絶好の機会です
テントに戻ると洞爺湖の住人 アヒル隊長たちが元気に泳いでました
日が傾き始めた頃からカヌーイストでエッセイストの野田さんの
カヌートーク&ハーモニカ演奏
喜寿を迎えた今年も野田流トークと即興の演奏は健在でした
翌朝は早朝ツーリングがあるので早めに就寝
早朝ツアーは朝6時に出発です
いろいろな艇でいろいろなレベルの参加者が集まり
スタートとともに横長の船団が縦長になります
1人だけ立ち乗りしているのはスタッフのTさん
今流行のSUPで漕ぎ切っていたのには驚きです
4キロを40分ほどかけてゆっくり漕いで中島に到着
しばし休憩して復路は30分ちょっとで戻ってきました
ツーリングの時に空全体を覆っていた雲は流れて
じりじりする日差しを久しぶりに感じます
ファイナルのために用意されたいかだの帆に
最後のイベントへの思いが書き込まれていきます
湖に浮かべると子どもたちの格好の遊び場になりました
メインイベントのカヌー運動会の後は閉会式
長年運営に携わってきた関係者の皆さんから
カヌーキャンプへの惜別の思いが語られます
イベントの大とりは豪華景品争奪大ジャンケン大会
秀岳荘のイメージキャラの秀ちゃんも登場し盛り上げます
_/_/_/_/_/ イベントを終えて _/_/_/_/_/_/
今年を最後に30年の歴史を終えるカヌーキャンプ
長年運営に携わってきた皆さんが高齢化し
30周年を節目にする英断は難しかったに違いありません
北海道にカヌー文化が根付いたのは
秀岳荘とカヌーイベントなくしてなかったと言っても
過言ではないでしょう
そういう意味ではカヌーの発展を願って始まった
このキャンプは30年かけてその目的を達成して
終焉を迎えられたのではないでしょうか
カヌーフィールドが豊かな北海道に住むことの恩恵を
改めて感じながら、これからも川へ海へ湖へ
出かけていきたいものです
最後に小野社長のあいさつでは
来年度も参加者の要望に応えられるイベントを
別の形で企画したいとの話がありました
単なる野外イベントではなく
秀岳荘にしかできないイベントになることを切に願って
会場をあとにしました
スタッフ皆さん
本当に長い間ありがとうございました
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