ではなぜ、登山を本格的に始める気になったのか?
これまで登山は仕事をリタイヤしてからゆっくり始めようと
思っていたのですが、外国の山も登っている職場の先輩に
もっと早く始めた方が絶対にいい!とアドバイスされたのが
昨年秋ごろで、ちょうど北海道の山々で紅葉が始まった頃
そこで紅葉狩りを平地ではなく山でしてみようかな・・・
そんなふとした思いつきでした
登山の魅力は「山頂を制覇した達成感とその絶景」などと
言われますが、今回、紅葉狩りの登山で
終わらなかった理由はちょっと違ったことでした
初心者にありがちなハイペースで登っていた時のこと
白髪の男性があっという間に追い抜いていったのです
自分よりはかなり年配に見える方だったので
ちょっと悔しくてなんとかついていこうとペースを
上げましたが15分とついていけませんでした
山頂でようやく追いついてお話を聞くとその男性は
50代で登山に目覚め、日本の名だたる名山を踏破し
70歳を過ぎても年間50座を登られているのだそうです
その凛とした姿にこんなシニアになれたらいいなと
思ったのが今回登山を続けようと思ったきっかけでした
それから毎週のようにどこかの山に登り
いろいろな景色や登山者を見ながら
登山の魅力や難しさを感じているうちに
なぜか続々と山道具が増えてしました(笑)
登る山は千差万別で自分のような初心者を
受け入れない険しい山もあり、スキルと体力を
向上させないと見れらない景色がまだたくさんあります
それゆえに目的も生まれるし、その時の天候のよって
もう一度チャレンジしようと思えることもあります
そんな苦労や喜びを、同じ山を登った者同士が
情報を共有して共感したり新たな山を目指す
やる気をもらったり、そこには山を通じた
違った世界がありました
ひと昔前に「山ガール」ブームがありましたが
今でも山ガールとは山でたくさんお会いし
登山に対する情熱は見習うべきものも多いです
世代や性別をこえて仲良くなれるのも
山の世界の良さなんだと感じています
もともと自分のキャンプスタイルは呑んだり食べたり
することより、カヌーや自転車などの遊び道具を
何かしら積んでいく遊びメインのキャンプです
目的のキャンプではなく手段のキャンプだから
北海道という豊かな遊びのフィールドがあるからこそ
五感を通して自ら働きかけることで自然を感じたい
そう思うのです
北海道には登っていない名山がまだたくさんあり
これから3年くらいかけて踏破していきたいと
思いつつ、湖や森のあるお気に入りのキャンプ場へも
また出かけていきたいとも考えています
2018年のブログは登山をされていない方にも
山登りの楽しさが伝わる要素を加えて
SNS主流のこの時代にこれからも細々ですが
続けていければと思っています