バイヤー風 ロングラウンジャー その②

ezo

2010年11月20日 06:36

前回のDIYの続きネタです。

前回半日がかりだったここまでの仕事は、日を改めて後半の工作へ・・・



初めてご覧になる方は前回の記事からどうぞ。


横から眺めながら脚部の傾きを調整します。
背面が長くなった分、傾きも大きくしないとリラックスした椅子になりません。




傾き加減はスノコ部の2本脚をどのくらいの長さでカットするかで決まりますが
上画像は最初長めにカットしすぎたら、後ろへの傾き方が足りなくて座る前から
前方に倒れてしまいました笑。

やはり、座面の板を厚くした影響で重くなって前に加重したみたいです。

本家の薄っぺらで短い座面にはバランス上の理由があったのだ!と一人で納得。


 

フレームのバランスがとれたところで次は背布張り。

仮留めしていたネジをはずし、今度は背布の張りを調整します。

背布は、こだわりのある帆布です。

家の余品の10号を流用、布端もバイアステープでミシン処置します。

本家の椅子はそれほど強く張られているわけでないので神経質に強く張る必要はないようですが
緩すぎて布がだらしないのもカッコ悪いのでここも慎重に作業します。

画像のように木に1周巻きつけるようにして、留めた部分を隠します。

木工ボンドで布端を貼り付けてからホッチキスでとめました。

巻きつけることによって布に摩擦が生まれ、このような簡単な留め方でも
重い体重を支える張りがでてきます。

背布が張り終わったところで再度、フレームの組み直して完成です。

あとは座面に適当な座布団を乗っけて完了。

 

2つ並べると、う~ん、大人の椅子だあ

実際に座ってみると頭がちょうど上の横フレームに当たってしまうので
フレームにクッション材を巻きつけたらよい枕になり解消できそうです。
また針仕事です(-_-;)



総制作費は布に余品を使ったため、木材費のみの千円だけ。

上々のコストパフォーマンス品になりました。


難点は本家は畳んで歩けるのに対し、この椅子は脚の短いおじさんでは
引きずります(爆)

また、ものを取ろうと前傾すると・・・こけます

まだまだ改良の道は続く トホホ


 【その③へ続く】
 

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