ランステ DE 薪ストーブ 実践編
前トピでの朱鞠内キャンプでは、ランステL内を常夏仕様にした
薪ストーブバージョン。
準備編に続き、その際の様子を実践編としてレポします。
北海道最寒の町でのキャンプは薪ストーブの絶好のテストに
なるはず
そんな期待があったのですが、結果的には非常に暖かい連休で
ちょっと拍子抜けでした が、その熱量の強さを確めることは
バッチリできました
まずは今回新たに作り直した「幕よけ」です。
材料は職場にあった古ベニヤ板を使用したので材料費0円。
そのほかとして、長ねじ100cm(88円)を半分にカット。
その他はネジ6組とマジックテープの余材。しめて500円も
かかっていないリーズナブル仕様
作業としては、ベニヤ2枚をテープでつなぎタッカーで固定。
(タッカーとは布を板などに貼り付けるホッチキスで百均で購入可)
長ネジを通す孔をドリルであけ、汚れた板に耐熱スプレーで
黒バージョンに塗装しました。
(木材に耐熱処理にする必要があるかは???)
立ててみるとこんな感じです。ボルトの用途は開き過ぎを防止
するためのものです。
わざわざ鉄製の長ネジを使ったのは、安価であることと、煙突を
通すので2本で煙突を支えようと考えたためです
↑ ストーブとの大きさの比較
↑ 煙突を通した画
巻き付けているのは市販されている断熱材ですが、なくてもOK
↑ 風の吹き込みを防ぐためにファスナーをギリギリまで下ろします
↑ 外からの画。煙突は*パイルドライバー2本ではさみ針金巻きしています
↑ 板の開き具合によって長ネジの高さを微調節します
↑ 実際の使用場面。設置してみてわかったことは、三角形の内側部分から
冷たい風が吹き込んでくること。そこで、応急処理としてテント内側から断熱材で
ふさいでいるところです。この問題については、スカート作りで使ったビニールを
利用して外側から三角部分をふさぐように改良する予定です。
次に床が芝生などになっていてストーブが直置きできない場合も考えて
みました。以前はストーブの下に断熱材を敷いていましたが、それでも
断熱材が焦げ付くことがあったので、今回は、ストーブ本体の位置を
高くする方法をとってみます。
定番になっているユニフレームのクーラースタンドに載せます。
スタンドの下にも熱が発生するので、板などを置くのが安心かもしれません。
↑ 同サイズのベニヤ板を左右に重ねて20cm高くします。
↑ その際に長ネジは重ねた状態で通しますが、2点支持だけでは
板の重なりが不安定なので、さらにもう1点孔開けをして3点で固定します。
高くなった分、下に隙間ができるので、そこにも風の進入を防ぐシートを
貼ります(今回は製作が間に合わなかったので画像がありません)
以上が今回の製作記ですが、以前に煙突から火の粉でテントを
焦がすことはありませんか?というご質問をいただきましたが、
今回使用してみて、煙突から黒いすすが出てテントに多少降りかかる
ことはありましたが、それが穴をあけるような焦げになることは
ありませんでした。焚き火などではよく聞く話ですが、薪ストーブの
場合は、十分な煙突の長さがあれば問題ないと思います。
ランステ内を快適にするには、やはり、薪ストーブ+スカート+扇風機の
3点セットが必要です。(スカート~前トピ参照)
スカート製作については、もっと簡単に作れるアイデアを考えて
みましたので、次回の番外編で紹介したいと思います。
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これを参考にしてみたいという方がいれば、不明な点、さらに改良が
できるのでは?などご意見もありがたいです。
ご遠慮なくコメントをいただければと思います。
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