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2015年06月09日

白熊野営 in ニニウ


実に久しぶりのアップですテヘッ
野営記事としては2015年初...6月だというのにタラ~

白熊野営 in ニニウ

自然が濃い占冠町ニニウキャンプ場のオープン初日に出かけてきましたダッシュ車

ニニウキャンプ場を以前に訪れたのは、もう15年ほど前
当時のニニウは細いダートを抜けてたどり着く
野趣あふれるまさにワイルドなキャンプ場でした

30年前に開場にしたここは伐採して作ったものでなく
離農地を活用した広大なフィールド
2006年から高速道路建設のため営業を休止し
2013年にリニューアルオープンしたばかりのキャンプ場です

夕張方面から一般道でアクセスできた福山からの道道は
現在通行止めなので道東道を占冠ICで降りて向かいます

白熊野営 in ニニウ

狭いダートを走るのは以前と同じ
傍らを流れる鵡川の清流を眺めながら、路肩のクマのフンは
見なかったことにしてガーン 林道を進みます

3つの覆道を抜けると視界が開け、新しくなった案内板が
迷うことなくキャンプ場へナビしてくれます

白熊野営 in ニニウ

たたずまいは昔のままに思えた管理棟ですが中身は別ものでしたキラキラ

白熊野営 in ニニウ
白熊野営 in ニニウ

棟内には中央に薪ストーブが置かれ、壁には子どもが楽しめる
ロッククライミングウォールまでありました( ↓ ニニウキャンプ場HPより)

白熊野営 in ニニウ

アウトドアを知っている人が発想したであろう室内を見て
かつて不釣り合いなオートサイトを作ったあの当時の迷走は
いまだに続いているのだろうか・・・
そんな到着前の不安はすぐに払拭されました

白熊野営 in ニニウ

パンフレットを見ると、かつてのオートスペースはすべてフリーに
ニニウらしいレイアウトにリセットされたような気がします

ただ、管理棟を兼ねていた占冠サイクリングターミナルは
閉鎖となったため、入浴施設なくなり最寄りの温泉が
湯の沢温泉なのが大変になりました(約20kmの距離)
サイクリングロードは現存していると思うので
自転車を積んでいくのも楽しいかもしれません


道端に停車して設営を終えたら所定の駐車場に移動

白熊野営 in ニニウ

管理棟前のフリーサイト
オープン初日、芝はよいコンディションが保たれており
これだけ広いと場所選びの楽しみも

施設は新旧混在です(バンガローは昔のもの)

白熊野営 in ニニウ

白熊野営 in ニニウ

白熊野営 in ニニウ

この日は午前の野暮用を終えての夕方着だったので
他のお仲間はもうまったりタイムビール

今回はノルディスク白幕ユーザーの集い
新たにユーザーになったFさんご夫妻のお初泊クラッカー



6月だというのに最低気温は5℃近くになる予報
がっちり着込みながらの楽しい晩餐は日付が変わる前にお開きに

白熊野営 in ニニウ

星が素晴らしかった空に陽が昇り幕がしっとりとしていましたタラ~
野鳥のさえずりと高速道路の通行音で起こされる複雑な目覚め晴れ


青空に白い幕が映えます

白熊野営 in ニニウ

白熊野営 in ニニウ

昨年、持参したガーランドは布がヨレヨレになって飾り物にならずテヘッ
そこで今回は反省を生かして製作したのが木製ガーランドびっくり 
シワにならないのが強みだけどパステル色が微妙だったなぁタラ~

白熊野営 in ニニウ

室内は大型ストーブがないだけでほぼ冬モード雪だるま

白熊野営 in ニニウ

なんちゃってシャンデリアの下はなんちゃってコタツ仕様みかん
テーブルに封筒型シュラフをかぶせて天板載せ

白熊野営 in ニニウ

ご一緒いただいた皆様、いろいろとご馳走さまでしたハート

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白熊野営 in ニニウ

空に浮かんだ飛行物体 「TENTSILE」 made in U.K

白熊野営 in ニニウ

公式HPはこちらから
浮遊感はハンモックに近いけれど、3点支持なので横軸の揺れはほとんどなし

白熊野営 in ニニウ

東日本の輸入代理店代表Yさんにいろいろとプレゼンしていただきました
これって、冬は雪踏みしなくていいし、獣臭が強い場所でも安心して眠れる
目立ち度といい実用性といい、ソロ用に欲しい新幕ですがお値段もそれなりにニコニコ

・・・最後に…新しくなったニニウに思うこと・・・

ニニウらしいキャンプ場とは何かを
真摯に検討したであろう占冠町の関係者の皆さんが
採算や流行りを求めるのではなく、キャンパー目線で
心地よいフィールドを具体化したキャンプ場でした

ホームページでもニニウの魅力を発信しながら
来場者に楽しんでもらえるイベントも企画されています

以前よりは格段に改善されたニニウですが
森の静寂を求める者には受け入れにくくなったニニウ

高速道路が開通したことでアクセスは格段によくはなったけれど
サイトのすぐ横をスピードを出した車が往来する現実

人工と自然 利便と不便 喧騒と静寂
それらの対峙は、まさにニニウの今と昔 

ニニウの歴史を知ってキャンプ場を訪れてみたら
空気の感じ方が違ってくるのかもしれません

このサイトを読ませてもらいました)

2015年の野営スタートは印象深いフィールドでした
渓谷の木々が赤く色づく秋にまた訪れてみたいものです





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