2010年11月29日
冬キャンはアルコールストーブで その②


キャンプ場でなくてよかったボソッ


日曜日の冷や汗


『遊びでエネルギーを使い、仕事をしながら回復する

キャンプの極意です

今回のキャンプでは小物をいろいろ弄って遊びました。
アルコールストーブネタの続編です。
エバニューのチタンアルコールストーブ EBY255


構造がシンプルなだけに画期的な新製品がなかなか発売されない
アルコールストーブですが、今年は早々におもしろい製品がリリースされました。
ステンの既製品があったこのシリーズですが、それをチタンに代えて
スタンドをセットして販売したこの意欲作?をまずは取り上げなければ。
そもそもチタン製品は、軽量で剛性は高いのですが、ストーブには
不向きな熱伝導性の悪さがあります。それに高価ですしね。
実際、まず、トランギアの重さを想像して手にしてみると、
その軽さにニタッ
ストーブとセットで約90gほど。トランギア単体の110gをはるかに上回る軽量です。
【カタログDATA】
サイズ:上部スタンド / 径8 . 2×高さ6cm、下部スタンド / 径8×高さ5cm
アルコールストーブ / 径7 . 1×高さ4 . 2cm 質量:86g
まずは単体で燃焼すると、本燃焼に入るまで30秒足らずと早いです。
構造は一般的な副室加圧式なのですが、
①上下2重のジェット孔があること
②副室にガラス繊維の芯が入っていること
により熱効率を高め、単体でも火力はトランギアに比べて高そうな印象です。
次にスタンドなどの付属品を加えての燃焼。
まず、パワープレートなる反射板。
アルコールストーブ使用時はストーブの上に置くことにより炎で加熱され熱を反射することで
アルコール気化を促進させる仕組みになっていて、不完全燃焼を最小限にするようです。
冬は外気温が低いので、本燃焼になるまでが問題ですが、間もなくパワープレートは赤々となり
力強い炎があがっています。これは予想以上に効いてますねえ
1合の米をメスティンで炊きましたが、強火でうまく炊き上がりました
チタンの焼き色が二輪のマフラーと同じで萌え~です
余談ですが、「ストーブスタンドは、アルコールストーブ以外も固形燃料や小枝など様々な
燃料に対応」と注釈があります。要するに固形燃料の使用時の台としたり、小枝などを
燃やす時はパワープレートを下部に設置してくださいってことです。
ちなみにストームクッカーSにも問題なくインストールできます(下画像左)
逆にこのスタンドにはトランギアは少し大きいので、うまくははまりません(下画像右)
次回からはストームクッカーにこの4点セットが定番になりそうです。
ただ難点は、トランギアと違い、アルコールを中に入れての持ち運びができません。
また蓋を使っての火力調整装置がないところ。
しかし、トランギアの蓋の流用が可能です。
一度注いだら使い切れということですね。内径には30mlと60mlの刻みがついてます。
結論~ いいですね。これ!
オヤジの遊び心をくすぐるギミック満載のアイテムです
チタン4点モノなので、この手のストーブにしては少々値が張りますが
使うほどに色の味がでて使い込みたくなる一品です
あっ
アルコールストーブ自体はせっかちな方には基本的に向きませんので
その点はご了承ください(笑)
買っちゃおうかな〜。
チタンの焼け色カッコイイしギミックがいろいろ。
悩ましいです。(笑)
チタンでは類がない面白さだと思いますよ。