2012年03月03日
入院生活その4 手術準備編
来週に胆嚢(たんのう)摘出の手術が決まり、術後が良好なら
3週間の入院生活で終了の予定です。
またまた、アウトドアとは正反対の入院ネタですが、皆さんや
ご家族、知人がもしかしたら将来、同じような腹痛の経験をした時の
予備知識として、今回の入院の原因を記しておきたいと思います。
アラフォー世代以上の方は「続きを読む」もお暇な時に一読して
みてください。
もし、あなたにしばらく胃痛が続いて・・・
胃薬を飲んでもなかなか改善されなく、さらになぜか背中の
痛みまであったら、それはすい臓、肝臓、胆石症を疑ってみる
必要があります

あなたがいわゆるお酒好きで毎日の晩酌やおでんが
欠かせない人だとしたら、それはまず、すい臓の異変を
疑ってみるべきでしょう。
自分の場合は、それにあたらない(たぶん)と思ったので
エコー検査をしてみて、初めて胆石が見つかって原因が
わかったわけです。
以前の記事に少し書きましたが、あらためて、自分が入院、
手術となる胆石症について書いてみます。
胆嚢(たんのう)は、名前は聞いたことはあっても器官として
何をしているか正直よくわかってなかったのですが、肝臓の横に
ある拳の半分くらいの大きさの器官で、肝臓でつくられる胆汁
(たんじゅう)という消化液を濃縮して分泌する働きがあり、
1日に500ml~1000ml近い量を出しているんだそうです。
(下図の点線の囲み)
濃縮された胆汁は胆管という管を通って十二指腸に送られる
のですが、食べた物が十二指腸へ送られた時に、感知して
胆汁を腸へ分泌し、脂肪の消化を助けています。
問題なのはその肝臓や胆嚢に、胆石(たんせき)という石のように
硬いものができてしまい、胆汁を分泌する流れを詰まらせる悪さを
して炎症などを引き起こしてしまうことです
そうなった場合、詰まった場所により、胆嚢結石症、総胆管結石症、
肝内結石症と呼ばれ、一般には胆嚢結石が多いので、胆石症と
いえば、胆嚢結石症をさすことが多いそうです。
自分の場合は、胆石がそれほど大きくなかったため、胆汁と一緒に
胆石が管を進み、胆管で詰まっていたので総胆管結石症という
診断でした。
病院行ったその日に内視鏡を口から入れて、石の詰まりをとりあえず
取り、2回目に同様に総胆管に残っている石をすべて取り除いたわけ
ですが、問題は詰まりをとっても、おおもとである石のある胆嚢内の胆石を
すべて取ってしまわないと再び同じことになるわけです。
もっと言えば、これからまた新しい胆石ができてしまえば、取る→できる
のいたちごっこになります。
胆石があると診断された方は胆石の成長具合を定期的に調べながら
胆石が詰まる前に、治療をしなければならないわけですが、一つに
薬によって溶かす方法もあるのですが、最低6カ月の内服が必要で
それでも効果がみられるのはせいぜい10%ほどで、一度溶けたように
みえても、5年で4割程度の人が再発するので根治的治療とはいえない
ところです。ですから、自覚症状が続いたら、いつかは胆嚢を摘出する
決断を考えなくてはならないわけです。
自分の場合は詰まってから胆石が見つかるという手遅れ状態だったので
経過をみる猶予期間がなかった分、ある意味手術が即決でした
では、どんな人に胆石はできるの?どうしてできるの?
という話ですが、胆石があっても症状のない人が多く、胆石を持っている
ことを知らずに一生を過ごす人がほとんどだそうです。
ウィキペディアによると・・・
胆石ができるのは「女性、肥満、中高年・高TG血症に多いとされ、
経口避妊薬内服者、急激なダイエットにも多いことが報告されている。
また、胆石を保持している人の大半は、症状の無い無症状胆石で、
人間ドックで発見されることも多く、胆石症の症状を起こす人は
1~3%と言われている。」
えっ!? 1~3%って、そんな低い確率なの?
該当するのは赤字だよなぁ。
で胆石持ちの確率が高いの人のイメージ像としては・・・
中高年の女性で、急激なダイエットを繰り返した結果、
リバウンドで肥満予備軍、または肥満体形になって
しまっている人という方でしょうか?
(身の回りに恐ろしくいます。そんな人)
次に胆石ができる原因ですが・・・
「胆石にはそれぞれ種類があり、成分によって異なり主に
以下に類別される。
【コレステロール結石】
全体の70%以上がコレステロールを主成分とした胆石。
脂肪分の多い物、カロリーの高い食事等で出来やすいと
されている。
日本では、カロリーの少ない食事が主流だったため、
コレステロール石の患者はほとんど存在しなかったが、
近年増加傾向にある。
なお、飲酒する人の胆石保有率は低いという報告もある。」
もともと、脂っこい食べ物は好きではないので、上記に当たる
ところが考えにくいのですが、強いていえば、脂肪分の多い
甘味を食べ過ぎる傾向は否めません
さらに石持ちのイメージとして、中高年で肥満気味の女性に
加えて、高カロリーな食べ物やスイーツに目のない方は
さらに胆石持ちの確立が上がりますよ。ということでしょうか。
とここまで胆石について、およそご理解いただけましたか?
前段が長くなって、タイトルの「手術準備編」の内容にまで
なりませんでした
次回はいよいよ手術を控えてのおじさんの心の叫びをお伝え
する予定です。(書く気持ちの余裕があったらですが)
ezoさん!!私のこと呼びましたぁ???
私はまったくひとつも該当するところがないといったんですが
アサが「まさにあんたへのメッセージだ」って言うもんですから
その確認もかねてお見舞いを申し上げに来たしだいの所存に申し上げます
あ・・私も検査しましたがどこにも石ありませんでした・・けど
あと。。。急激なダイエットもしたことありません
それでは・・・手術お頑張りくださいませ
石を持っていそうなイメージ像がアサ妻にピッタリなのか
最近お会いしてないので、真偽のほどはわからないですが
隣にいるアサさんがそうおっしゃるならば・・・ですね(苦笑)
ただ、急激なダイエットは確かに違うのかな。
アサ妻さんが劇ヤセしたという話は風の便りにもこれっぽっちも
聞こえてきませんもの。
でも石が発見されないのは何よりです。
今年はどこかでお会いしないと、アサ妻=観月ありさのイメージが
だんだん「ピカルの定理」の白鳥美麗に近づいてきているこの頃です。
来週手術がうまくいき、
春には何事もなかったように野営できることを
確信しています!
大々的にお知らせすることでもないので(笑)
術後はFBにでもお知らせしようかな。
手術は、まな板の上状態ですし、命にかかわる
ものでもないので、心配は術後の痛みくらい。
入院生活もそれなりに楽しんでますよ。
胃薬を飲んでもなかなか改善されなく、さらになぜか背中の
痛みまであったら、それは・・・
ちょっと、ドキッと・・・ 最近・・・(^^ゞ
それに、『中高年』+『肥満体』+『高コレステロール』・・・
ちょっとヤバイかもですねぇ~・・・(^^ゞ(^^ゞ(^^ゞ
は、ともあれ、ezoさん手術頑張ってください!!
Haruppeさんに肥満体というイメージが全くない(苦笑)
お互いにまだ若かりし頃のイメージですもんね。
背中の痛みは自分の場合、寝違えたか筋肉痛かと
思ったんですが、それがかえってもしかして・・・という
原因がわかる要因になりました。
背中の痛みがあるようなら、いろいろ疑ってみてくださいね。

その間に10kg近くデブってしまいました。(^^ゞ
今年に入ってから何とか2kgほど減らしましたが
まだまだ身体が重いです。 あと8kgは減らさないと・・・(^^ゞ
そうでしたか?お互い加齢に抵抗しないとね。
自分の場合、あの当時から・・・
-15(ジム通い)+7(去年油断)-3(入院病院食)と
いう経過になっていますが、胆嚢取って-0.5も(笑)