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2016年08月30日

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場


8月末で富良野市にある「北の国から資料館」が閉館になるという

何度も訪れている場所ですが、もう一度記憶にとどめたくて
足を運んでしまいました...もちろんキャンプしてねにんまり

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場


(カメラを忘れる大失敗テヘッ なので写真は全てスマホ撮です)

先週は北海道に1週間で3つの台風が上陸し
河川周辺域や畑作に甚大な被害をもたらしました

今回のキャンプ地は8月で営業を終わる美瑛自然の村を訪れようと
思ってましたが、美瑛地区の被害も大きく見合わせることにわーん

そこで富良野市街地から近い山部にある太陽の里を
久しぶりに訪れてみました車ハート

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場
< ↑ 第1サイト入口に立っているガイドマップ >

場内にユーフレ川が中央を流れ右側が第1サイト左側が第2サイト

現地に着くとテントを張ろうと思っていた第2サイトは
週末に開催されるバイクイベントのため貸切でしたあせる
道内外のナンバーをつけたバイクが次々と到着します
最新モデルからビンテージモノまでその数に圧倒されます

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場


8月のハイシーズンにサイトが半分しか使えないガーン
となると第1サイトの混み方が気になります

橋を渡って第1サイトへ移動すると・・・

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

「あれ!?」「・・・全然混んでないビックリ


北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

奥の方もガラガラですびっくり

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

マップを見てわかるようにこちらの第1サイトは縦に長く
荷物の移動にはリアカー移動ですが奥までは移動距離が長い長い汗

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

炊事場は奥にもありますがトイレがサイト入口にしかないので
奥に行くほど静かな環境ですが急いでいる時は漏らしそうです(笑)

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

しかし奥にはユーフレ川に下りて水遊びや川釣りが
できる水場もあり夏には涼を楽しめますサカナ

初めて第1サイトに泊りましたがここ数日の大雨で
川の水量が多かったせいか、川音がかなり大きくて
気になりだしたら、なかなか寝付けませんでしたタラ~

ちなみに第1サイトの入口には階段があり
上っていくとレトロな遊具と軽食&宿泊できる「ふれあいの家」があります
入浴施設温泉はなくシャワーが300円で利用可能

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場
北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

そこからは北海道では最近どこにでもある感のパークゴルフ場も見渡せます

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

2日間で芦別岳がくっきり見えることがなくて残念でしたが
山並みを楽しむなら開けている第2サイトがおススメびっくり

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

開放的な広い芝は子どもを遊ばせたいファミリー向け
ただしトイレが超レトロなので気にする家族がいたら
橋に近い所に設営して第1側のトイレを利用する方法もありです人差し指

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

【インプレとして】

・最低限の施設ながら芝の管理が行き届いていて
テントを張るのが気持ちよい所なのに無料で利用できるびっくり
・富良野市街地から近く観光ベースに適している
・ありがたいことに無料でゴミを回収してくれる

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

芝がきれい!景色が素晴らしい!そのうえ無料!!!
久しぶりに過ごしてみて、改めて山部の良さを再認識しました注目
芦別岳が雪を頂く季節にまたぜひ訪れたいなぁアップ


撤収を終えて向かったのはドラマのロケ現場になった「布部札幌軒」

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

純と宮沢りえ演じるシュウがラーメンを食べた場面が
印象的だった場所で、ここも残念ながら9月で閉店してしまいます

そして今回の目的地「北の国から」資料館へ

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

何度も来ていますが館内は初めて見る混雑ぶりでしたあせる

ドラマが時の流れとともに風化し建物も老朽化するなかで
地元の方が私財で運営していましたがそれも難しいとの判断でした

あらためて館内をじっくり回って見ました

このドラマには何度見ても考えさせられるものがあります

競争社会では認められない不器用な男 黒板五郎が
妻に裏切られ、東京を後にして行き着く場所は故郷の富良野でした

都会育ちの純と蛍とともに富良野麓郷に戻った3人は
何もない大自然の中で何もないところから生活を始めます

五郎が子どもたちに言います

「ここの生活にはお金はいりません
ほしいもンがあったら…もしもどうしても欲しいもンがあったら
自分で工夫してつくっていくンです」


この言葉が北海道生活の根底にあり五郎の人生観でもあるのですが
自分にも問いかけられているようで、野営道具を自作するのも
五郎に近づきたいという漠然とした憧憬なのかもしれません


物が豊かになった生活の中で
便利さゆえに忘れてしまいがちな創り出すことの汗や苦労
『人が生きていくという根本的な営み』を家族像を通じて
作者の倉本 聡氏は投げかけています

北の国から~山部自然公園太陽の里キャンプ場

北海道の大地でのキャンプという限定的な空間ですが
五感を研ぎ澄ませて自然と向き合う時間に
黒板五郎の生き方や倉本聡の言葉を
自らに問い返してみるようにしています


前述のバイクイベントに参加していた初老の男性が
30年前に作られたというバイクを前に話してくれました

「バイクの楽しみは速く快適に走ることだけじゃない
長く愛着をもって乗り続けるからこそ
俺みたいな年寄りでもいつまでも楽しめるのさ」


新しいものや便利なものをすぐに求めがちな今の時代

ものの価値を見極め、自分に本当に必要なものを
長く使い続けるカッコよさはバイクも野営道具も同じなんだよなぁ…





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この記事へのコメント
北の国から資料館、閉館なんですね・・・
何度か訪れた事ありますが、ワタシも最後に行っておけば良かったなぁ
連続ドラマの時からずっと観てて、スペシャル版も全て観ましたよ
実はこのドラマの大ファンです(^^ゞ
五郎さんの生き方、言葉はいつも深くて考えさせられるものが多々ありました
ワタシの外遊びの原点はこのドラマのような気がします

あら?なんか超真面目なコメントになってしまった(^_^;)
キャンプの事に一言も触れずごめんなさい 笑
Posted by kana at 2016年09月01日 22:44
*kanaさん

あれっ!?五郎ファンが身近にいたなんて嬉しい限りです!!

『北の国からを北の国から焚き火で語る会』を発足できそうです。
道産子キャンパーの中には少なからず影響を受けている人が
いますよねえ。あの場面が好き、あのセリフがお気に入りとか
熱いトークで盛り上がりそう。随時会員募集中(笑)
Posted by ezoezo at 2016年09月02日 17:07
 
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